WordPressのTwentyTwelveテーマ(子テーマ)とBuddyPress1.8 Pluginを組み合わせて会員制サイトを作る話。BuddyPress1.7から色々変わったみたいです。
BuddyPressとは
検索でここにたどり着かれた方はBuddyPressが何なのか…ってのはご存じの方ばかりだと思いますがざっくりとだけ。
1、2年前まではBuddyPressは「WordPressでfacebookみたいなコミュニティサイトが作れるプラグインです」って紹介が多かったと思いますが(多分今もそれがメイン)、私の場合は短時間でユーザーが自分で登録するタイプの会員制のサイトが作りたい+周辺のプラグインを使いたいって事で選びました。
- 公式ページ
http://buddypress.org/ - 最近ではこんなのがbuddypressで作られてるみたい(かわいい)
テニテオ : ママによるママの為の子育て情報サイト
http://teniteo.jp/
ちなみにBuddyPressを使わず会員制サイトを作る話も参考になりました。
- WordPressで会員制サイトをつくるのに利用したプラグイン
http://nob-log.info/2013/09/05/wordpress-plugins-used-for-membership-site/
BuddyPressの情報
プラグインの名前は知っていましたが使う機会が無かったので特に触ったことはありませんでした。で、いざ使おうとなり情報を集めようとしたのですが、どうやらBuddyPressのブームは2010~12年ごろ(ピークは2012年くらい?)だったらしくネット上で詳しく説明されている日本語の情報はver1.6.xのものばかり(大きくは変わってないので標準機能で利用するだけならこれでも問題有りません)。日本での熱が下がってるだけなのかなぁと思いgoogle→「直近一年、サイト全体から」で探すも、公式フォーラム以外では新しい情報(ver1.8.x)は少なく感じました。
プラグイン本体の開発だけが「俺っちだけ先に行くぜ!」的な感じで進んでしまって周りはついていく気力が無くなった?のか、BuddyPressと組み合わせるプラグインやテーマも現在の1.8.xに対応している物は少ないです(エラーが出まくる)。
日本語で最近もぽつぽつと更新されてる↓をとっかかりに色々見てみることにしました。
BuddyPress 1.8.x
情報が多いとは言え1.6.xを今使うってのもなぁと思い2013/9月現在最新の1.8.1を使ってみることにしました。どうやら1.7.xから色々変わったみたいです。
BuddyPress 1.8.1の日本語化
かつてはgoogleのグループで活発に色んな事が行われていたようですが現在は書き込みがありません。
ただ、どなたかは今も翻訳を続けてくださっており(ありがとうございます!)下記で翻訳ファイルをダウンロードすることが出来ます。カバー率が92%となっていますが、普通に使うだけなら困るところはありませんでした。足りないところは自分で翻訳します。
- BuddyPressの翻訳ファイル(この中からDevelopmentバージョンを使いました)
http://translate.wordpress.org/projects/buddypress
足りないところを日本語化する話。
- 初めての WordPress プラグイン日本語化ガイド
http://ja.naoko.cc/2008/03/11/wordpress-plugin-japanese-l10n-guide/
BuddyPressを独自テーマで使う
で、本題です。
BuddyPressを入れるとテーマファイルも一つ入ってそれを使えば動かすことはできるのですが、デザインはなんともアレな感じ。お手軽にwordpress.orgでテーマを検索するも1.8.xに対応したものはほとんど無い… 今回は単に会員制サイトを作りたかっただけなので自分で作ってみることにしました。
勉強の為こないだWordFesNagoyaで知った’_s(underscores)‘にしようと思ったけど、とりあえず慣れてるtwentytwelveでどんな機能があってどんな風に使えるのかを調べることに。
TwentyTwelveなどの子テーマで使ってみる
1.6.5まではBuddyPress Template Pack pluginと言うのを入れたり、なんやかや色々あったようなのですが、1.7.xからは何もしなくてもプラグインを有効にするだけでbuddypressの機能が使えるようになってます。
- BuddyPressPluginを有効にする
- TwentyTwelveの子テーマを作る
- 2の子テーマに色々書く
- Twenty Eleven – Theme Compatibility
http://bpsocialnetwork.wordpress.com/2013/06/02/twenty-eleven-theme-compatibility/
色々書くの部分をもう少し(ドキュメント)
情報は日本語で検索しようとしても難しいです。英語の公式ページを見てみましょう。ただドキュメントは詳細には整備されてないため、分からないことがあったらフォーラムを検索→googleを検索→ソースを見てみる→フォーラムに書き込むって流れで手探りで頑張ってく感じです。
下記を見ながら色んな機能を試してみました。
- プラグインインストール時に入ったテーマ
BuddyPress Defaultと言うテーマが入るので下記を参考にしながら気になるところを見ていきます。
- テーマ作りたい人向けドキュメント
https://codex.buddypress.org/themes/
- 開発者向けとなってますが結構易しく情報の取り出し方やタグが載ってます
http://codex.buddypress.org/developer/
- サポートフォーラム
http://buddypress.org/support/
最後に
あれですね。ここまで書いておいて何ですが、大きなプラグインを使って作るサービスは最初は1から作らなくて良いので楽ですがバージョンアップ(WordPress本体 & プラグイン)に対応するコストが高くて怖いです。この辺を使って気合いの入ったサイトを作ってる所ってその辺どうしているのかなぁ… 是非お話をお聞きしたいです。
ただ、スピード重視で試しに動くサービスを作ってみるってのには非常にありがたいプラグインです。開発者&色んな方ありがとうございます。と言うことで今も頑張ってこれを使ってコツコツ作ってます。
コメント
この度は当ブログを紹介して下さり、ありがとうございます。
現在もBuddyPressに関する活動を行っており、BuddyPressで街のポータルサイトを作ろうといろいろ試行錯誤しています。
http://buddydev.com/
BuddyPress専用プラグインはこちらのサイトから探すのがおすすめですが、お察しの通りバージョンには気を付けてインストールしてください。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
buddydev 知りませんでした。
ありがとうございます。
こんにちは!
テニテオの開発、メンテナンスをしている者です。
バージョンアップに関してですが、WordPressやBuddyPressのフックする仕組みを利用していれば、そんなにバージョンアップする手間は掛からないと思いますよー。
テニテオもそれぞれdo_actionなどを追加しましたが、Subversionで履歴を管理していれば、どこに修正するか分かるので今のところ問題なく出来ています。
それでも動作確認で半日ぐらいは潰れますが。
Hi Juliette,That happened to me before also, both here on my blog and Twitter. I especially don’t like it when I leave comments on blogs (whether I’m following them or not) and never get a response to them. I like how you say that, ‘promote yourself organically’. It may be a slower process, but at least you know you’re engaging in genuine interactions.Thanks for swinging by.